寡婦年金

国民年金の独自給付です。

平成29年8月1日から、第1号被保険者としての、

期間が10年となりました。

被保険者が死亡時に生計維持されていた妻(10年以上)に

60歳から、65歳到達時月の間に、支給されます。

また、18歳未満の子供がいる者は、遺族基礎年金の対象になります。

その後、寡婦年金の対象ともなります。

 

後で、障害悪化、障害厚生年金は?

障害等級の判断は、初診日から1年6か月後を経過した日、又は、種がい」が治った日の

早い日に判断します。

その時に、障害等級に該当しなくても、65歳の誕生日の前日までに、該当すれば、

認定されます。

その前に、障害手当金を受けていた場合はどうなるでしょうか?

その場合は、支給決定の誤りということで、年金受給も可能です。

しかし、手当金は返納する必要があります。

標準報酬月額の特例

これは、3歳に満たない子をよういくする被保険者の標準報酬月額が、

養育する前より、下がった場合、

下がる前の報酬月額で、厚生年金の計算ができるようになります。

申請が必要で、2年前までの分が、申出できます。

標準報酬月額は、よういくする月の前月と養育することとなった月を比較して

高いほうをとります。

終了するのは、

・子が3歳に到達したとき

・被保険者資格の喪失

・申出の子以外の養育の開始

・子の死亡等、育児休業の保険料の免除の開始

・産休の保険料の免除の開始

 

年金制度改革法をご存知ですか?

2016年の法律ですが、

別名、年金カット法とも呼ばれています。なぜなのか?

1、マクロ経済の見直し、未調整分を速やかに調整する

2、賃金下落率が物価下落率より大きい場合は、賃金下落率にあわせて、

  年金額を改定する(2021年4月実施)

つまり、物価があがっても、現役世代の賃金があがらなければ、

年金もあがらない。ということは、

実質、物価があがっているのに、年金があがらないのは、

年金の価値が下がるとういうことになります。

そして、マクロ経済スライドとは、物価が2%上がっても、

年金は2%あがらない仕組みです。

徐々に、下がっていくという仕組みです。

年金生活者にとっては、つらいです。